ユエソシイベントを英語で振り返る

グランブルーファンタジー
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ごめんなさいとありがとうイベントから、今回のコウと空っぽ影法師。…すごく、すごく、とてもよかったです(語彙力消失)。

なんだろう、現代社会に足りない全てが詰まってたと言ってもいいくらい温かい気持ちになれたと同時に色々と考えさせられる素敵なイベントでした。

そんな素敵イベントを、いつもとは違う方面から見てみようという事を思いつき、ちょっと英語の勉強を踏まえて自分なりのポイントを押さえつつ見ていきたいと思います。

※全力でネタバレしています。未プレイやネタバレが嫌な人は自衛をお願いします。

ごめんなさいとありがとう

このイベントに関しては、初めての試みという事でとりあえずタイトルとキャラだけの解説というか解釈になります。 ストーリーもゆくゆくはしていきたいので、時間がある時に追記とかしていきたいと思ってます。

タイトルを紐解く

タイトルなんですがSorryとかThank youと言った単純な言葉は使われないだろうと思いつつも、それらしい言葉が使われると思ってました。

そんな浅はかな考えを、サイゲはいとも簡単に裏切ってくれました

タイトルに込められた意味が尊すぎる件について

Forgiveness and Gratitudeですよ…。これにはホントやられました

直訳すれば許しと感謝になるのですが、forgivenesssはそのまま使うと許し、容赦、寛容性とちょっとごめんなさいとは意味が離れてしまいます。この単語自体、名詞なので謝っている動作を表してないのもちょっと違和感を感じさせる所。

日本語にするとちょっとおかしいので、個人的な予想ではaskと言った動詞が隠れていると思われます。

ask for forgiveness.

これで許しを請うと言う意味になり、ごめんなさいと繋がっていきます。そして何より深いのが、この単語。

してしまった過ちに対して使います。なので、コウが村の人やユエル、ソシエそして主人公(他の面々)に対して自分の行った行為を反省して許しを求めているんですよ…。

尊すぎやん…。

この単語を使うことによって、ストーリー全てを端的にまとめてるサイゲの和英班って、ホントに優秀すぎますって…。

Gratitudeは、主に手紙で使い割と日本語で言う丁寧語や尊敬語に当たり、Thank youよりも重みを感じさせるネイティブがよく使う単語の一つになります。

恩を感じた時に使われる単語の一つなので、コウが本当に皆に感謝をしている事を感じさせます。

と、このようにタイトルだけでもかなり考えられている事が分かります。

なんだほんとに…。尊すぎるぞおい…。

登場人物

九尾の諸説は色々あるので、英語にしても紐解けない。が、封神演義がモデルの一つになっているのは確か。

今回のメインキャラとして出てきた、コウ君と九尾について軽く触れたいと思います。

コウ君はKouでしたね。九尾が出てきた事から、中国の孔や黄が当てられると思いますし、九尾はNinetailsで表記されていました。そのままの意味で九の尾という意味です。

九尾の特殊技、封神演義からそれらが関係してくるとは思いますが、サイゲの事なのでそこら辺を考察すると大変な事になりそうなので辞めておきます。

知りたかったら、白面金毛九尾の狐千年狐狸精 (たぶんこっち)孔宣黄飛虎等で調べるといいかもしれません。

というか、九尾の狐自体色々な伝説がありすぎて解説するなら2000文字じゃ足りないと思うんです…。

コウと空っぽ影法師

31日の後日談が来るまで待機中

タイトルの持つ意味

ごめんなさいとありがとうの続編である、コウと空っぽ影法師を英語に訳したのですがこれまた考えさせられました。

Kou and the Hollow Existence.になるのですが、the Hollow Existenceに注目してみます。

まず、theなのですが日本人に割と馴染みがなくてなんで付くんだろうと思う人がいるのですが、英語においてあるのとないのとじゃ意味が変わってきます

theは、対象を特定して共有できている名詞につけるルールがあります。なので、Hollow Existenceがなんなのかを登場人物やプレイヤーが特定してすでに分かっている事を示しています。

Hollow Existenceの意味は中空の(虚ろな)存在という意味です。つまり空っぽの者 (存在) 。ストーリーをプレイした方はお気づきですがヨウの事を指している事が分かります。

またExistenceは、存在証明がされているものに使うのですがhollowを使うことによって不気味な演出をしているように感じました。

というのも日本語でストーリーを読んでいたのですが、空の存在をempty等で表現するのかなと思ってたんです。

それでhollowと表記されていて、調べて見たらhollowは空洞emptyは中身があるかもしれないカラの状態の事を指すとあったんですね。

ということは、存在は確定しているけれども自我や精神がない物という九尾に取って都合のいい存在を表していると読み取れるのではないでしょうか。

日本語で影法師と言えば、光があたって出来る人の影の事をいうのですが、実態はあるけれどもその主にしか従うしかない空っぽの存在と重なります。

なので、隠されたニュアンスとして操り人形と言った言葉が浮かんだ次第です。

まとめ

今月のイベントは、ユエルやソシエ、コウやヨウと言った人物が重要人物として今後のシナリオイベントに関わるであろう大事なイベントの一つだと感じました。

こうやって英語で読み解くと、違った側面が見えてきて個人的には面白さをすごく感じています。

もちろん、自分の見解が全て正しいとは思ってはいないですし、こう有ったら素敵だなって受け取り方をしてますので反論はあるでしょう。また、英語がそんなにできるわけではないので全部の意味を汲み取れているとは思ってもいません。

なのでこんな訳の仕方もあるんだな程度に、気軽に受け止めて貰えたら幸いです。

少しずつコンテンツを増やしていきたいと思いますので、キャラやシナリオ等のリクエストがあるのであればお気軽にお返事ください。

大した解説はできませんが、自分なりに頑張りたいと思います。

皆さんの参考になりましたら幸いです。

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