グラブルにおける強さの定義

しばしSNSでグラブルが強いという言葉を目にします。

グラブルが強いとは一体どういう事だろう。

誰しもが一度は持つものだと思います。しかし、人によって強さの定義は違っており、様々な意見がされてきている上でサービス開始後5年が経っていますが、未だに強さが完全に明確化されていません。

また、ゲームを始めて間もない人にありがちな「強くなりたいです」と言った文言は、何を持ってして強いのかグラブルに遊び慣れた人でも分からなくなる事がしばしあると思います。

そこで、今回はグラブルにおける強さとは何かについて、自分なりの経験や考えを交えつつまとめていきたいと思います。

そもそもグラブルとはどんなゲームか

出典元：And App

グラブルとは、正式名称グランブルーファンタジーと言って王道のRPGソーシャルゲームになります。

ゲーム内でも色々なコンテンツがあり、初めての人はもちろんある程度進めた人でも次はどんな風にして遊んでいいか分からなくなるほど奥闇が深いゲームです。

そんな中で、まず大きな目標としては挙げられるのは、戦闘コンテンツであるアルバハHL、ルシファーHLと言った高難易度の敵とのバトルでしょう。グラブルは基本的に装備を集めて行くゲームなので、装備を集めて強い敵に挑んで素材を集める事の繰り返しになります。

数多くあるマルチバトルの中でも、参加者が最低人数で行う高難易度バトルは、得られる素材の美味しさはもちろんのこと初めて挑む時の緊張感やクリアした時の達成感を感じるには十分なコンテンツであります。

この経験は何物にも得難いものであり、高難易度バトルの攻略は全騎空士の最終目標の一つと言えるコンテンツでしょう。

そして次に、殆どの人が逃げたくなるであろう対人コンテンツの古戦場です。結果を残せば残すだけ報酬が美味しいので目標を高く持ってる人は走るしかないです。古戦場から逃げるな。

もちろんこれだけではありませんが、主なグラブルのコンテンツとしてはこの２種類に分けられると僕自身は感じています。

初心者の陥りやすい強さの間違い

なぜ、アルバハHLや古戦場の話をしたのかと言うと、これらに求められる戦闘方法がはっきりと違うから強さの定義も変わってくるからです。

前者は、長期ターン生き延びれる戦闘スキルや状況判断、そして他人との協力を求められる協調性が重要な事に対し、後者は如何に早く１回の戦闘を終わらせる事ができるかと言ったソロでの瞬発力が求められるので、強さの種類が違います。

高難易度コンテンツでの強さ

アルバハHL、アーカーシャ、ルシファーHL、ベルゼバブHLと言った高難易度の敵とのバトルは協力ありきのコンテンツです。

昨今では装備のインフレ等でアルバハHLソロ、ルシファーHLソロなどと言った情報がSNSでよく見かけますが、それができるのは一部の人だけという事を忘れてはいけません。

装備編成、ボーナスポイント、召喚石、キャラ編成、敵の行動パターンの把握と言ったすべての条件を満たさないといけませんので簡単にできるコンテンツという思いは捨てなければいけませんし、それができないから強くないとは言えません。

なので、高難易度コンテンツにおける強いとは敵の行動を把握してそれに対抗できるキャラの育成、召喚石の所持、ある程度ダメージを与える事のできる装備編成が済んである程度高い貢献度を出せる人の事を指すといえます。

もちろん、初めて挑むのであれば様々なダメ出しが自分の中で見えてきますが、協力プレイなので自分が最後まで生き残らなくても、味方の誰かが止めを指せればこちらの勝ちです。

あなたに取って、高難易度バトルでの活躍こそが強いと思うのであれば、始めは自分以外の強者にキャリーして貰うのが一番です。

何回も場数を踏み、慣れて来て編成を揃えていきながら戦闘に参加して、過去の貢献度を超えていく事が、高難易度コンテンツでの強さにつながるでしょう。

古戦場コンテンツでの強さ

古戦場コンテンツは、まず敵の処理の速さが求められます。

１ターンで1,550万～2,000万のダメージを出すことから始まり、ダメージが出れば今度は少ないアビリティの使用でそれが可能かどうかのチェックが必要になります。

それをクリアしたのであれば、更に4億という敵のHPを5分以内（早ければ早いほどよい）で処理する編成を突き詰めていくコンテンツです。

先に説明した高難易度コンテンツでは求められない瞬間火力などが求められてくるので、両方を一緒に考えていると最適解を見失います。

もちろん、低ランク時や所持装備が少ない内は一緒に考えてもよいでしょう。

しかし、高ランクになっていくに連れて所持装備も増えていきます。そうなってくると選択肢も増えるので全部のコンテンツを一緒の装備やキャラ編成で挑むよりも、その時によってキャラ編成、装備編成、召喚石を変えて対応していく方が結果的に楽ができるのです。

処理速度が早ければ早いほど貢献度の伸びは加速していきます。順位が貢献度で決定する以上、古戦場で英雄を目指したい、速さが正義と思うのであれば瞬間火力の高い編成を作っていく必要があります。

結局、どうすればよいのか

高難易度バトルで遊びたいのか、古戦場で少しでも上位に行きたいのか。

少なくとも、この２つの内どちらかを決めないと成長できないと思っています。

なぜなら上記でも書いている通り、コンテンツによって求められる強さの定義が違うのでそこが明確化しないと、アドバイスしたくても中途半端になってしまうからです。

グラブルではツイッターと連動している機能が多々あるので、様々な人がツイッターで情報交換しています。なのでツイッターでフォロワーを増やす事は間違いないのですが、待っているだけでは誰も交流なんてしません。

自分の環境と相手の環境は同じということはほぼありえないので、強さを求めても目的が明確化されていなければ攻略サイトに載っている情報しか手に入れられないでしょう。

自分の現時点での環境をどんどん呟いて周りに知ってもらう事、どんな事に挑戦したいのかをひたすら呟く事、自分よりもランクの高い人に1度相談して自分に合う人だったら頻繁にやりとりすることで攻略サイトには載っている情報や載っていない情報を整理された状態で手にする事ができます。

装備編成も色々あるので要勉強

ただし、どちらのコンテンツも遊ぶ時に必要なものがあります。

それは、攻撃力とHPです。

敵の攻撃を少なくとも耐えきるHPとある程度ダメージを出すことのできる攻撃力。これらが条件を満たしていないと中々楽しむことができません。

奥義で攻めるのか、通常攻撃で攻めるのか、アビリティで攻めるのかにもよって装備編成はもちろんキャラ編成は変わってきますし、攻略サイトに載っているテンプレ編成だけが答えではありません。

自分自身でそれを見つけるのも、先駆者に聞いて体感するのもグラブルでいう強さになるのではないでしょうか。

それをするためには、やはり様々な装備編成をできるように日頃から収集しておく必要があります。

まとめ

グラブルで強いという事とは、どんな環境下でも順応して戦える人で、そのノウハウをきちんと低ランクの人に伝える事ができる事と僕は思っています。

強くなりたいと無計画にゲームを進めるのもいいとは思いますし個人の自由ですが 、 まずはどのコンテンツでどうなりたいかをある程度明確化する方が無計画の人よりも成長できます。

ひいてはそれが自分の目指している強さにつながると思うので、まずは自分よりランクが高い人と交流を深めるといいと思います。

もちろん気の合った人とじゃないと 、 衝突は必至なのできちんと見極める事も重要です。

以上を踏まえて、僕が思っているグラブル内での強さは単純に火力が出せることも必要ですが、それだけではなくそれもある程度出せるようになった上で、立ち回りや環境の変化に順応できる対応力を含めたトータルバランスを持つという事になります。

参考になったら幸いです。