闇古戦場において水ゾは本当に弱いのか?

グランブルーファンタジー
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最近ツイッターの一部界隈で炎上していますよね。「水ゾは弱い、背水オワコン」と言う一件。

確かに、最近では武器が増えた事によって渾身パーティが昔よりも気軽(気軽とは言ってない)に組めるようになったと思いますし、HP管理の簡易さや背水よりも死ににくい性質をしているので、ダメージを気軽に出せると言うのは分かります

しかし果たして、背水と水ゾはオワコンなのでしょうか。今回は初の試みで動画も使いつつ、検証していきたいと思います。

先に言っておきますが、自分は闇渾身武器を持っていないので検証対象はマグナ背水のみです。

渾身と背水について

まず、渾身パーティと背水パーティについて、この記事を読んでいる方全員の意見の統一を行いたいので、自身を含めおさらいしたていきたいと思います。

渾身パーティとは

渾身パーティは渾身スキルの乗った武器、キャラで構成された編成です。残りHPの割合が高ければ高いほど攻撃力が高くなり、通常攻刃枠やマグナ攻刃枠とは別枠で計算され、その効果量は乗算です。デメリットはHPが減れば減るほどその効果は少なくなっていきます。

対応しているキャラや武器は、ルルーシュフォールンソードです。対応石はハデスとなります。

決してアバター銃は渾身には入りませんので注意です。

背水パーティとは

背水パーティは背水スキルの乗った武器、キャラで構成された編成です。残りHPの割合が低ければ低いほど攻撃力が高くなります。

念の為、色々と調べたのですが通常攻刃枠とマグナ攻刃枠と別枠ではないという事が書かれた記事を見つける事ができなかった為、HPが下がる毎に効果量は通常攻刃枠とマグナ攻刃枠として上がるだけと思ってよいでしょう。

※違ってたりしたら誰でもいいので教えて下さい。

デメリットはHPが高ければ高いほど、効果量は低くなり100%時点では効果量は0です。HP75%以下からが背水の本番でしょう。

対応しているキャラや武器は水着ゾーイセレスト拳グラーシーザーリボン(抜けてましたすいません)です。対応石は、セレスト・マグナハデス共にできます。

なお、闇マグナ編成に関しては、セレスト拳を並べる事によって自然と背水編成になりますので、アバター武器を揃えない限りは背水編成で運用するかと思います。

アバター武器渾身スキルの乗った武器は存在しません。ルルーシュを入れたからと言って、渾身スキルを十全には引き出せていませんので注意が必要です。

なぜ水着ゾーイなのか

さて、検証の前になぜ背水パーティに水着ゾーイ(水ゾ)が入ってくる理由を説明したいのですが、水ゾのアビリティ2「コンジャクション」は、味方全体のHPを1にして、1ターン被ダメ無効、4ターンHP吸収の効果が付与されます。

なので、背水スキルが最大限発揮出来る状態を1ターン目から作り出す事ができるのです。

これにより、短期戦バトルで開幕奥義を打てる状態に持っていく環境を作くる事ができれば、数分で終わるマルチでも、ある程度高い貢献度を稼げます。

しかも、背水スキルが乗ったセレスト拳は、作成難易度がそんなに高くありません。ランクの低い騎空士でも簡単に運用できる便利なキャラだからです。

検証開始

検証には、皆様御用達のトライアルバトルで行います。

条件は、闇古戦場の水ゾの有用性をチェックする為にトライアルのEX+バトル、敵属性は光を選択。非AT時の1ターン処理用の奥義パで検証しました。

パーティやジョブ、キャラ、石は固定で行い、闇古戦場にて水ゾが本当に弱いのかを検証していきます。

キャラ紹介

検証するためのメインメンバー一例。オメガ剣を使用するので剣パで固める。

重要になってくるパーティ編成ですが、主人公は非ATでも奥義を打てるメカニックです。

今回の肝は、水着ゾーイなのでそれを十分に活かす事ができる編成を心掛けたつもりです。

自分の手持ちでは、剣得意に闇ヴィーラもいるので黒騎士とどうするか迷ったのですが、主人公と闇ジャンヌで防御下限まで落とす事ができるので黒騎士を選びました。

銃パも作れればよかったのですが、マニアック過ぎて出来ませんでしたorz

ルリアをなぜ入らないの?と言う意見はあると思いますし、ごもっともですが今回はあくまでも肉集め用編成ではないので入れてません。

ルリアを入れた、肉集め用闇編成現在作成中ので今しばらくお待ちいただけたらと思います。

武器紹介

背水を活かす為にセレスト拳4凸を4本編成して検証を行ってみた。

武器編成はメカニックを活かすため、ケル銃をメインに置いてセレスト拳4本の背水仕様。また、主人公以外の3人のダメージ量を増やすためにオメガ剣虚空剣を入れています。

アバター杖は奥義上限を伸ばすことができる武器なので、作れる人は1~2本は確保しておきたい所。

終末武器も4凸(勘違い中)にしてるのでチェインバーストボーナスも合わさり、そこそこのダメージを叩き出すと思われましたが検証終了後に改めて調べたら終末武器が3凸だったので、CBスキル効果は乗らず編成に入れる意味はあまり意味はありません。

完全に胃痛案件でした。

石紹介

セレスト4凸以外はステータス目的で設置していますが割と雑です。

召喚石に関しては、ツッコミ所満載ですがセレスト4凸さえしていれば、まず問題ないと思ってます。2000万クリアを検証していくのであればさらに煮詰めないといけませんが、今回はそこを検証するわけではないので無視します。

個人的に残念なのはデスが無凸なんですよね…。古戦場をしっかり走りたいのであれば可能な限り上限を上げなければならない所です。そして検証後に思ったのですが、持っているのになぜサリエルを入れなかったの自分…。

検証スタート

検証するには、条件をできるだけ同じにして違いをはっきりと分かるようにします。そこでアビリティは最低限の使用にして検証してみました。

使用アビリティは、背水なしが主人公のアビリティ4つ背水ありが主人公のアビリティに加え水ゾのアビリティ2背水状態を作り出して行った所、動画のような結果になりました。

念の為、別の検証で闇ジャンヌのアビリティ1で防御力下限まで持っていった所、あまりダメージが増えていない事から、この装備編成ではダメージ上限を叩いている事が確認されました。

装備編成次第では、さらにダメージを伸ばす事は可能だとは思います。こちらも別途要検証です。

検証結果考察

結論から言えば、背水をフルに活かすことができる水ゾ闇渾身編成をできないマグナ編成にとって、現在の装備編成での最大値までダメージを持っていけるのでいた方が便利という結果でした。

アビリティ1ポチでダメージを約600万ぶち上げできるキャラが、オワコンな訳がない事が立証できたと思います。

惜しむべきは 、肉集め2000万編成を作るという検証をしていなかったので、キャラ、装備、石編成をもう少し煮詰められなかった自分の編成でしょう。

個人的には最低限のポチ数で古戦場の肉集めできる編成を作りこめるかなと思ってましたが、目標達成に必要な2000万ダメージには届きませんでした。

これに関しては水ゾが悪いのではなく、5アビ1召喚という制限の中での自分の編成の作り込みの甘さが招いた結果ですので、武器編成や召喚石編成、更にキャラのLBや指輪などをさらに突き詰める必要がある自分の編成が悪いです。

武器候補としては、上限やダメージを伸ばすことができる麒麟剣5凸麒麟弓ヘルマニビスアバター杖などを編成しなおして検証する必要がありますし、召喚石デスの上限突破サリエルを編成しておらず、ダメージ上限をもう少し考えてればよかったと思います。

また、ダメージアビリティを一切使ってないのでアビリティの使用を増やせば、 更にダメージを伸ばすことは可能でしょう。

そして、検証中の現在は自分自身がソロ団に所属しており団バフを一切掛けていない為、それが乗った時のダメージ量は算出できないので、団バフが揃っていたら更にもう少し上がるかと思います。

今回は、水ゾの有用性を検証する事が目的だったので、2000万編成は今後の課題として見えた部分があったのでこの検証を行ってよかったです。

大事な事は検証の仕方

検証するのは大事ですが、比較するのであればきちんと条件を設定してそれを満たした上で、同じようなパーティ編成で検証してみないことには参考にならないと自分は考えています。

そもそも、運用方法の違う編成を比較検証しても意味がないのではないでしょうか。

マグナ編成と神石編成で比べるのも違うと思いますし、渾身と背水を比べてもスタート地点のダメージ量や運用戦術が違うのであまり意味がないでしょう。ましてや、編成によってキャラの運用が完全に変わる場合もあるので、キャラだけで判断する行為は大変危険です。

また、検証するにしても人がやっているので間違いは起きますが、その間違いを訂正する事なく第三者に提供し続ける事は提供者としてどうなのか考えさせられます。

ただ、提供者自身が正しいと思い込んでいる場合があるので、受け取り側もきちんとその情報を精査をできる能力を身に着けないといけないとも思っています。

まとめ

水ゾーイは、マグナ編成で作成が容易な闇背水編成時に、古戦場を始めイベント時にワンパン奥義パ短期戦のキャラとして最高の働きをしてくれる事が分かりました。いるのであれば、同一環境下では絶対に編成に入れていいですし、そういった点では強いと言えます。

しかしデメリットとして、長期戦パーティを作ろうとした時に編成に入るかと言うと扱いが難しく他のキャラが使いやすいことがあるので、条件によって抜ける事も出てくると思います。

また、高難易度バトルと言った長期戦では、コンジャクションの効果が切れた瞬間に死を意味します。リカバリーできる術を持っているのであればいいのですが、慣れない内は辞めておいた方が懸命です。

以前から言っている通り、自分はグラブルの強さとは総合的な能力が求められると思っているので、このキャラは弱いと簡単に言いたくありません。

十全に使って、使い所が全く見つからなかったら弱いと言えるでしょうが、グラブルにおいて全く使い所が見いだせないキャラがいると断言する事は全キャラを使った事がない自分は言えません

使い所がある以上そのキャラは強いが自分の中での結論ですし、目標を達成できて使い所がある水ゾは強いし、いて損はしないというのが自身の結論です。

改めていいますが、今回は水ゾに注視して検証していますが、武器編成自体の強さには触れていません。何故なら自分自身、渾身パーティが出来ないので運用を検証できません。

背水と渾身どちらが強いとは言えませんので、予めご了承ください。

参考になりましたら幸いです。

コメント

  1. ハナ より:

    水着ゾーイが一番活躍できる方法としてハデス編成ではないか?という疑問が私にはあります。
    後闇ジャンヌを4番目にすると闇ジャンヌの奥義のダメージがおかしなことになります。これについては謎なので検証することをおすすめします

    • ほりさかほりさか より:

      ご意見ありがとうございます。神石編成に関しては、自身が持っていないのでなんとも言えない所です。持っている方に検証してもらう必要がありますが、個人的にマグナ編成でも持っていて損はないのが水ゾという認識です。大事なのはしっかりと運用方法を考える事だと思っています。
      闇ジャンヌに関しては、自分でも試そうと思います!情報ありがとうございました!

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